FOMCの発表結果
12/20(木)の朝4時にFOMC政策金利の発表がありました。また4:30からパウエル議長の記者会見もありました。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、予想通りに政策金利を0.25%引き上げ、FF金利の誘導目標を2.25 ~ 2.50%とした。注目された声明では「『いくらかの』さらなる漸進的な利上げが適切と判断」として、利上 げを継続する姿勢を示した。また、経済見通しでは、2018年の成長率予想を9月時点の+3.1%から +3.0%に引き下げ、2019年についても+2.5%から+2.3%へ下方修正。政策金利見通しでは2019年の想定利上げ回数を3回から2回に引き下げた(2020年の1回は変わらず)。
想定の範囲内ではあったけれども、思ったほどハト派ではない。
というのが結論でした。
FOMC直後のそれぞれの値動きを検証
アメリカ10年債
アメリカ10年国債 1時間足
4時~6時 下落 2.855→2.756
12/20 0600 12/21 0300 もみあい 2.780~2.750
12/21 0400 上昇(戻り)2.805へ
ダウ
ダウ 1時間足
4時~5時 24000→23165 -800
下値もみあい 23400~23000
12/21 NYで再下落 1時~4時 23300→22640
ドル円
ドル円 1時間足
4時~6時 上昇 112.1→112.65
12/20 1300から下落 112.5→111.6
12/20 欧州もみあい
12/20 NYで下落 4時まで 111.7→110.8
その後戻す 111.3まで
ユーロドル
ユーロドル 1時間足
スタート 1.1426
落ちて 1.1426→1.1363 -65p
上昇して 1.1485まで
落ちて 1.1400
ダウ下落で上昇した 1.1480
三角もちあいへ
ポンドドル
ポンドドル 1時間足
スタート 1.2650
落ちて 1.2600 -50p
上昇して 1.2700 +100p
落ちた 1.2620
ダウの下落で上昇した 1.2690まで
三角持ち合い
オージードル
オージードル 1時間足
最初 0.7165
落ちて 0.7085 -120p
半分戻し 0.7148 60p戻し
三角持ち合い 0.7095まで落ちたあと三角
まとめ
事前予想は、「今回12月の利上げは確実で、2019年以降の利上げに関しては相当ハト派になる」というのが大筋でした。ドル円が105円まで落ちるという説まで出てました。
ドル円だったら、「利上げ直後に上昇して、その後落ちていく」というのが私のヨミ筋でしたし、みんなも「どこでドルを売るか」という戦略だったのではないかと予想します。私はドル円が上がったところを売るつもりでした。
ひょっとしたら、利上げは完全に織り込みなので、利上げしてもまったくドル買いがないまま下落が始まる可能性があるとも思っていたので、その場合は、どこでドル円を売るかが難しいなと思ってました。
NYマーケットではドル円は上昇し、翌日の東京マーケットでも高止まりしてたが、13時頃からドル円は下落を始めます。
欧州マーケットではややもみ合い気味。
NYマーケットでは前日に大きくダウが落ちていました(-800)ので、もう下げ止まるかと思っていましたが、さらに下げました。前日比-450(前日終値23323→22859)それにつれ、ドル円も111.6→110.8と4時間で80p落ちしました。
今回は「思ったほどハト派じゃなかった」という結論からドル売りを保留してましたが、終わってみれば、ドル円は112.6から111.8まで180p下げました。値幅は小さかったものの、上がってから落ちるという動きはドンピシャでしたので、やはりエントリーしておけば良かったと後悔しきりです。