2022/10/21 ドル円為替介入

ドル円 4時間足

10/21(金)23:36 ドル円の為替介入がありました。

それまで150.0円は介入を警戒している値動きでしたが、10/21(金)17:00の欧州タイムが始まると、150.8円→151.3円→151.5円→151.9円と1日で2円上昇し、152.0円突破が目前のところで介入となりました。この1日で円安に2円動いたことが「過度な値動き」とされたということでしょうか。

今後の予想

介入があると、その後は似たような値動きになります。上の4時間足チャートを見ればわかるように、すぐ戻すけれど、介入が起きた値の手前でせまいもみあいをし、いつか恐る恐る介入の値を突破します。介入がないことをチェックしつつ加速しながら、上値を更新していきます。

前回の介入のおさらい

前回の9/22の介入をおさらいしてみましょう。

ドル円 5分足

チャートはドル円5分足です。15時の黒田総裁の発言を受けて、145.9円へと円安を更新して146.0円をまさに突破しようとしていたところで、介入がありました。高値145.9円 → 安値140.3円 と、5.6円を押し下げました。面白かったのは、20時過ぎに再度介入しているところです。アベノミクスの前の円高時代によく為替介入をしていましたが、その時にも、昼から夜中まで1日中介入したことがありましたから、これは最初というわけではありません。10/24(月)の東京時間で、上がっていったドル円がまた介入されるのかは留意点でしょう。

今回とこれから

ドル円 5分足

こちらが現在のドル円5分チャートです。最高値を151.9円とすると、146.0円まで5.9円の下落でした。前回と似たような値幅です。やり過ぎると為替操作国となり、外国から批判される可能性もあるので、これ以上は下げないでしょう。上がってきたら叩くというのはやるかもしれません。146.0円よりは下に行くことはないだろうというヨミで、そこまで耐えるつもりならロングをロングホールドしたいですね。150.0円手前までは2日くらいで、すぐ戻すんじゃないかなと思います。151~149円くらいを1週間くらいレンジをしてから152円にチャレンジするっていうのがメインシナリオです。

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